日本ミャンマー支援機構株式会社では、外国人材(特にミャンマー人)のご紹介を行っています。
外国人に雇用を与えることで平等な社会を目指すと共に、少子高齢化により労働人口が減少する日本に人材が集まる国づくりの一翼を担いたいと考えています。
外国人材を正しく雇用することで、中小企業を元気にしたい。弊社は、企業と外国人材のどちらもウィンウィンになるような外国人雇用をサポートしています!
この連載ブログでは、今まで外国人材採用をしたことがない中小企業の事業者様に向けて、当社日本人アドバイザーの深山著の『中小企業が生き残るための外国人雇用戦略』(以下『外国人雇用戦略』)という本をもとに、外国人の職業紹介の実態を分かりやすくご紹介していきます。
是非、『外国人雇用戦略』をお手元でご覧いただきながらこのブログを参考に見ていただけたらと思います。
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はじめての外国人雇用は誰もが不安になる
前回、若く体力があり日本人と同じ賃金であれば場所にとらわれず一生懸命働いてくれる外国人材をご紹介いたしました。
このブログを読み外国人材に興味を持ってくださった方、もともと外国人雇用を検討していた企業様や採用のご担当者様は、外国人材を初めて雇用する際は不安や心配事を少なからず抱えているのではないでしょうか?
当社にお問い合わせしてくださる企業様からもたくさんご質問をいただきます。
そこで、初めて外国人材を雇用する際によく聞く不安や心配事をご紹介し、今まで何百人と外国人材を日本企業に紹介してきた私たちがお答えします。
Q1.外国人との言葉の壁が不安
A.外国人は日本に来るにあたって日本語を勉強してきます。日本語能力試験(JLPT)のN2レベルの高い力があれば、かなりのコ ミュニケーション能力ができると言われていますが、実際にはN4やN5という低い方もいます。仮に、日本語の能力が高かったとしても、彼らにとっては日本語は外国語です。企業様によって求める日本語能力が異なると思われますので、一度自分たちの企業がどのくらいのレベルであれば業務に支障が出ないかを考えてみるといいかもしれません。
また、外国人を雇用する場合、業務マニュアルや社内文書を彼らの母国語で作成する必要があります。英語で作成するのはいけません。英語も一つの外国語に過ぎないため、外国人が誰でも英語を話し使いこなせると考えるのは大間違いです。
母国語でマニュアルを用意するのは手間とコストがかかり大変だと思われると思いますが、そこを惜しんでしまうと入国後業務上の指示が行き届かずトラブルが生じたり、業務に遅滞が生じたりしてしまいます。
言語は使えば使うほど上達していきます。なので、入国をした後に普段からたくさんコミュニケーションを取ると仕事での言語の壁も少しずつ乗り越えられるでしょう。
日本語能力には個人差があるため、自社が必要とする日本語レベルを見極め、外国人一人ひとりの言語に合わせた言語サポートができるようにしましょう。
Q2.外国人就労者に逃亡されるのではないか?
A.外国人雇用においてたびたび問題となるのが「外国人就労者の逃亡」です。
出入国在留管理庁のデータによると、令和5年7月1日の不法残留者数79,101人を記録しました。以下詳細データ。
出典:出入国在留管理庁「本邦における不法残留者数について」(令和5年7月1日現在)
彼らが逃亡してしまう事例には、大きく分けて2パターンがあります。
一つは、よりよい条件の仕事を見つけて逃げてしまうパターン、もう一つは職場環境に何かしらの問題があり耐えられなくなって逃げてしまうパターンです。
前者の場合は、外国人就労者本人の意思の問題も大きく関係するため、企業側の努力だけでは防ぎきれないでしょう。しかし後者の場合は、外国人就労者が逃げ出したくなるような重大な問題が企業側にあることを意味します。
厚生労働省により発表された資料によると、監督指導を行った技能実習*実施者のうち73.7%にあたる7,247件が労働基準関係法令違反が認められました。下記データは、違反事業者数の推移と違反事項の内訳です。
*技能実習とは、労働力として入国する際のビザの一種です。後ほど詳しく解説します。
出典:厚生労働省『技能実習生の実習実施者に対する監督指導、 送検等の状況(令和4年)』
企業が労働基準法を違反してしまうと、使用者に対し罰金刑や懲役刑といった刑事罰が科せられることもあります。
「バレなければいいだろう」とか「ちょっとくらいいいじゃないか」という気の緩みが、外国人就労者とのトラブルを生むだけに留まらず、会社の存続を揺るがす事態にまで発展しかねないという危機感を、経営者は常に持っておきたいものです。
Q3.逃亡はなくてもすぐに辞めてしまうのではないか?
A.事前の労働条件のすり合わせが大事になってきます。
日本へ働きに来る外国人は「お金を稼ぐ」ことを目的として日本にやってきます。そのため彼らにとって「お金」=「賃金」は大切な労働条件となります。
最初はあらかじめ提示された賃金の額に対して来日する外国人も、仕事ができるようになるにつれて昇給やボーナスを求めるようになっていきます。そのため、昇給やボーナスがあるのか、いつあるのかなどを面接ですり合わせることが大切です。
また、「外国人だからどんな業務を任せてもいいだろう」と思っていませんか?
適材適所の人材配置も外国人雇用では大切になってきます。例えば、ミャンマーでは電気・ガス・水道などのインフラが日本のように整備されていないため、パソコンの普及率が高くありません。そのように育った人に対して、いきなりパソコンを使う業務を任せてもスムーズに仕事をこなせるはずがありません。つまり、外国人雇用ではその方の出身国の教育や就業経験に照らし合わせて業務の適性があっているか見分けることもすぐに辞めない秘訣になってきます。
Q4.環境が整っていない、受け入れ態勢ができていないから外国人雇用を悩んでいる
A.当社で外国人紹介の電話をするときに相談されることが多い内容になります。
このような悩みをもつ企業様は多いのでないでしょうか?
受け入れの環境や体制が整っていないというのは、「家族経営など少人数規模の会社である」、「翻訳や通訳をするマニュアルがない」、「仕事内容が多岐に渡っている」、「外国語を喋れる人材がいない」などなど一社一社により異なるとは思いますがこのような状態が多いのではないでしょうか?
たしかに外国人材の受け入れの際には自社が行う業務内容の確認や業務マニュアルの見直しが必要になってきます。しかし、これを一度することで外国人の受け入れ後の業績のアップや業務改善が見込まれます。当社がヒアリングを行い、業務が円滑になるように、外国人の受けれ体制のサポートを全力でさせていただきますので、少しでも外国人材に興味がございましたらご相談いただけますと幸いです。また、外国人材の入社後のサポートも当社では行っております。入社後の業務で外国人とうまくコミュニケーションが取れていなかったり、苦情が入った際のご相談も受け付けております。
初めての外国人採用は不安だと思いますが、当社は一社一社に合った外国人材を見極めてご紹介しております。
少しでも外国人材の雇用に興味がござましたらお気軽にご相談ください。
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当社は、ミャンマー人に特化した外国人採用支援を行っています。
技能実習生を雇いたい!外国人を正社員として雇用したい!などございましたら、お気軽にご相談ください。
ミャンマー政府認定の技能実習生送り出し機関の日本事務所で、特定技能の登録支援機関でもあり全国対応中です。
外国人材の受け入れは、外国人材紹介実績多数の当社にお任せください!
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